精華町議会 2020-09-30
令和 2年度 9月会議(第6日 9月30日)
令和 2年度 9月会議(第6日 9月30日) 令和2年度9月会議(第6日9月30日)
○議長 皆さんおはようございます。
(おはようございます。)
○議長 ただいまの
出席議員数は全員であります。
定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
この9月会議は、令和元年度の各会計決算を中心とする重要な会議であり、各
常任委員会におかれましては、慎重なる審議を賜り、
大変ご苦労さまでございます。
なお、本日、6階議会棟の長寿命化における
設備機器改修の落札された事業者が、本町議会の議事進行など実態把握したいとのことで、入場を許可しております。
それでは、本日の日程ですが、お手元に配付の
議事日程表により、議事を進めてまいります。
○議長 日程第1、発議第8号 新しい時代の学びの
環境整備を求める意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。はい、
岡本議員どうぞ。
○岡本 改めましておはようございます。
(おはようございます。)
○岡本 発議第8号
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
提出者
精華町議会議員 岡 本 篤
賛成者
精華町議会議員 松 田 孝 枝
同 安 宅 吉 昭
同 今 方 晴 美
同 青 木 敏
新しい時代の学びの
環境整備を求める意見書(案)について
上記の議案を、別紙のとおり
精華町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出いたします。
提案理由。
ポストコロナ時代であっても、
子供たちの学びの環境を保障するために少人数の学級編制が必要なため提案いたします。
新しい時代の学びの
環境整備を求める意見書(案)
現在、コロナ禍において学校では新しい生活様式を踏まえた学校活動が営まれているところであります。
しかしながら、
公立小・中学校の普通教室の平均面積は64平方メートルであり、40人学級では、
感染症予防のために児童・生徒間の十分な距離を保つことが困難であることから、その対応が学校現場において大きな課題となっています。本町でも、中学校で40人学級や35人を超える学級が現に存在しています。こうした実情を踏まえて、今後予想される感染症の再拡大時にあっても必要な教育活動を継続して、
子供たちの学びを保障するためには、少人数学級により児童・生徒間の十分な距離を保つことができるよう教員の確保がぜひとも必要であります。
また、学校の臨時休業などの緊急時においても
オンライン学習ができる環境を充実させ、新しい時代の学びを支える環境を整備することが必要である。
学習用ソフトウエアを含む端末・
ネットワーク環境の改善及びそれらを有効活用するための
ICT教育人材の配置の充実と
ICT機器の更新費用や
ランニングコストなども含めた
環境整備に必要な財源措置の拡充も必要である。
これらのことは、
全国知事会などからも強く要望されているところであります。
こうしたことから、国におかれては、
ポストコロナ時代を展望して少人数編成を可能とする教員の確保、ICTなど
学校教育環境の整備を早急に図ることを強く要望いたします。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年9月30日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
文部科学大臣。
よろしくお願いします。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑ございませんか。
質疑なしと認めます。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、発議第8号 新しい時代の学びの
環境整備を求める意見書(案)についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 日程第2、発議第9号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し、
地方税財源の確保を求める意見書(案)についての件を議題とします。
提案理由の説明を求めます。はい、
岡本議員どうぞ。
○岡本 発議第9号
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
提出者
精華町議会議員 岡 本 篤
賛成者
精華町議会議員 松 田 孝 枝
同 安 宅 吉 昭
同 今 方 晴 美
同 青 木 敏
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)について
上記の議案を、別紙のとおり
精華町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出いたします。
提案理由。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、国民生活への不安が続いている中で、地方税・
地方交付税などの
一般財源の激減が避けられない見通しであります。
地方自治体は、福祉・医療、教育・子育て、雇用対策など種々の喫緊の課題に加えて、長期化する
感染症対策への対応が求められており、今後の
地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想されることから、
地方税財源の確保を求め、提案するものでございます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)
新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的・
社会的影響をもたらし、国民生活への不安が続いている中で、地方税・
地方交付税などの
一般財源の激減が避けられない見通しとなっている。
地方自治体は、福祉・医療、教育・子育て、防災・減災、地方創生、
地域経済活性化、雇用対策など喫緊の課題に加えて、長期化する
感染症対策への対応が求められており、今後の
地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想される。
したがって、国においては、令和3年度
地方財政対策及び
地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く求める。
記。1、
感染症対策を含めた地方の安定的な財政運営に必要な地方税・
地方交付税などの
一般財源総額を確保・充実すること。その際、
臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。
2、
地方交付税については、引き続き
財源保障機能と
財源調整機能が適切に発揮できるよう、総額を確保すること。
3、全国的に令和2年度の地方税収への影響が懸念されている中、万全の
減収補填措置を講じるとともに、
減収補填債の対象となる税目についても、
地方消費税を含め弾力的に対応すること。
4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な
地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理・合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性などを厳格に判断すること。
5、特に、
固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であることから、制度の根幹を揺るがす見直しは、家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。また、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じられた特例措置は、本来
国庫補助金などにより対応すべきものであり、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。
6、
国家プロジェクトである関西文化学術研究都市の建設が停滞することのないよう、
地方自治体が実施する
各種関連事業に対して、国において、
国庫支出金の
優先的配分や
特別交付税による重点的な財政措置など、特段の配慮を講じること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
令和2年9月30日
京都府
精華町議会
提出先、
衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、
厚生労働大臣、
経済産業大臣、
内閣官房長官、
経済再生担当大臣、1億総活躍・
地方創生担当大臣
以上でございます。
○議長 ただいま
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑ございませんか。
質疑なしと認めます。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、お諮りします。
本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第2、発議第9号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書(案)についての件は、原案のとおり可決されました。
○議長 日程第3、請願第2号
歩行者道及び車道2車線の
拡幅整備を求める請願書の件を議題とします。
本件は、
建設産業常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
松田建設産業常任委員長どうぞ。
○
松田建設産業常任委員長 それでは、審査の報告をいたします。
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
建設産業常任委員会
委員長 松 田 孝 枝
請願審査報告書
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第97条の規定により報告をします。
記。受理番号2、
付託年月日9月3日、件名、
歩行者道及び車道2車線の
拡幅整備を求める請願書。
委員会での質疑を簡単にご報告をいたします。
まず、請願者への質疑がございました。質問として、
請願署名の宛名はどこですか、提出はいつですかという問いに対しまして、請願者の方から、近鉄宛てが1,962筆、
JR西日本宛てが1,909筆です。議会の賛同後に提出をします。また、問いとして、町内の東西踏切で2車線化がされたところは少ない、踏切拡張のためにはどこかの踏切を廃止することとのことだが、地元での話合いはできていますか。請願者の答えとして、まだできていませんが、通学路でもあり、安全第一との思いの請願であります。
また、行政への確認事項としまして、踏切内の勝手道が10か所あるが、歩道設置によって、勝手道はどうするのか。答えとしまして、閉鎖に向けて調整をしたい、軌道間に農地があり、新しい道路の必要性について地元と協議をしていく。問いとして、踏切の統廃合が要件とされる中で、車道拡幅の見通しはあるのか。答え、車道踏切の拡幅と歩道踏切の同時設置は
鉄道事業者との協議は困難であるが、通学児童の安全のための
歩道整備をしたい思いは強い。このような確認事項がございました。
また、討論といたしまして、裏面をめくっていただきましたら記載がございますが、委員会での討論がございました。
反対討論はありません。
賛成討論がございました。その1つは、
安全確保・
交通円滑化の観点から請願自体には異論はない。ただし、2つの点での懸念がある。
1点目は、法の仕組みから見ると踏切歩道は、比較的容易に設置が進められると思われるが、車道の拡幅についてはこれまでの経過等から見る限り、他の踏切道を統廃合することが条件となってきている。そこで想定されるのが
地元住民が利用している勝手道に関して、住民間の対立関係を生む恐れがあるということと、もう1点は、
鉄道事業者の姿勢から見ると、行政の
交渉ハードルを上げてしまう恐れがあるということである。今一番大事にしなければならないことは、請願者の論述でも強調された地元の
子供たちの命を最優先に考えることであり、まず
踏切歩道設置を優先して取り組むよう行政に求めたい。また、第三者(
鉄道事業者)に対して行政としてしっかりと対応することを求めるとともに議会としてもバックアップするという意見を述べて
賛成討論とする。
2つ目の
賛成討論。町道舟・僧坊線は、
精北小学校開校後に
近鉄線東側はいち早く
歩道整備・車道の確保が図られましたが、近鉄線から西側の
府道八幡木津線までの間は十数年先送りとされてきました。この間、
府道八幡木津線と
農免道路をつなぐ道路として車両通行も多くなり、狭い道路での行き違いの際の混雑は大きな障害でありました。平成29年に府道からJRまでの道路拡幅で、通行の安全が確保されましたが、残っている
JR-近鉄間も道路部分の
拡幅工事も現在、進捗しています。最終、両踏切の
拡幅工事が実現することで、歩行者の安全と車両の円滑な通行が確保され、
地元住民と通行者にとっての念願がかなうこととなります。地域の皆さんのJR、近鉄への合わせて3,870名の署名が寄せられている強い要望の声を受け止めることが重要であります。
よって、この請願に賛成いたします。
このような
賛成討論がございました。審査の結果ですが、採択。委員会の意見はなしでございます。
以上、報告します。
○議長 ただいま
建設産業常任委員長から報告がありました。
これより
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決いたします。
それでは、質疑ございませんか。はい、
山本議員どうぞ。
○山本 ただいまの
委員長報告で、1点だけ確認をしときたいと思うんですけど、
賛成討論の中で、議会としてもバックアップするという意見を述べてということで、
賛成討論されてるわけですけど、これに関して委員会の意見はなしということで、
委員長報告があったわけですけど、後でいろいろ議会としてバックアップするっていうことになれば、委員会の意見集約、また議会全体の意見集約が要るっていうふうに私は感じております。ここで
賛成討論にそういう言葉使った意味をどういう観点から使ったかということだけ確認したいと思います。
○議長 答弁求めます。はい、
松田委員長どうぞ。
○
松田建設産業常任委員長 このような形で
賛成討論が行われたわけでありますが、質疑の中でも署名用紙を傍らに置きながら、請願者の方がお話をされていらっしゃいました。請願者の方がおっしゃるには、なぜ今まだここに
請願署名をお持ちなんですかという話を、委員が質問しましたときに、議会で賛同を得た後、
関係事業者に持っていって話をしたいということでありました。ですから、この
請願そのものを皆さんの総意で賛同することが一つのバックアップになるのではないかというふうに、委員長としては聞いておりますが、もしこの
賛成討論をした者からさらに個別に意見を求めたいというのであれば、そのようにしますが、どうでしょう。
○議長 はい、
山本議員どうぞ。
○山本 別に
賛成討論者の意見を、ここに書いてあるとおりで、議会としてバックアップするっていうのは、この請願内容について私たちもそういうふうにバックアップするのはやぶさかではございませんけど、
賛成討論で一議員がする中で、こういう言葉使ったっていうことで、後で意見として取り上げて全体のものにしてるかどうかっていう経緯を確認したかったということだけですので、それは意見なかったいうことですので、賛成者の考え方という、討論された考え方っていうことで受け止めておきます。
○議長 ほかに。
なければ、これで質疑を終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
これより討論を行います。
まずは、原案に反対者の発言を許します。
次に、原案に賛成者の発言を許します。山下議員どうぞ。
○山下 賛成の立場で討論いたします。
対象となる踏切は、
地元住民の通行路であり、
小学校児童、
保育所園児の通学路でもあります。時間帯によっては車両の通行量も多く、交通事故が危惧されるがゆえに、歩行者と車両の円滑な通行確保を求める請願であります。小学校、保育所などの
子供たちの登下校時を含む一定の時間帯に交通量が増すことから、
歩行者道と車道2車線の同時確保が行われてこそ安全性が高まるというものであります。また、
地元住民やこの踏切を利用している3,870名の署名が寄せられています。私たちが
地元住民の要望、切実な思いを受け止めることは大切です。
以上のことから請願に賛成いたします。
○議長 ほかに。はい、坪井議員どうぞ。
○坪井 18番坪井でございます。私も賛成の立場で討論させていただきます。
子供たちや高齢者など、歩行者の安全のために
踏切歩道設置を優先して取り組むとともに、
地元住民との合意形成を進め、車道の
拡幅整備も進むことを願いまして、本請願に賛成いたします。
○議長 ほかに。
なければ、これで討論終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案採択です。
委員長の報告のとおり採択することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第3、請願第2号
歩行者道及び車道2車線の
拡幅整備を求める請願書の件は採択することに決定しました。
○議長 日程第4、請願第3号 新たな信号機「
歩車分離信号機」の設置を求める請願書の件を議題とします。
本件は、
総務教育常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
青木総務教育常任委員長どうぞ。
○
青木総務教育常任委員長 請願の審査結果を報告いたします。
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
総務教育常任委員会
委員長 青 木 敏
請願審査報告書
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第97条の規定により報告いたします。
記。受理番号3、
付託年月日9月3日、件名、新たな信号機「
歩車分離信号機」の設置を求める請願書。審査の結果、採択。委員会の意見はなしです。
裏面をご覧ください。
討論の報告をいたします。
請願第3号 新たな信号機「
歩車分離信号機」の設置を求める請願書。
委員会での討論。
反対討論はありませんでした。
賛成討論といたしまして、2件あります。
旧府道八幡・木津線と僧坊・前川線の交差点への
歩車分離信号機の設置につきましては、約2,000人にも及ぶ署名が物語っているように、
狛田地域住民の熱い思いが伝わってきます。通勤・通学・通園をする
地域住民の安全な横断と、車両の安全な通行を確保するためには、
歩車分離信号機の設置が必要と考えることから、この請願に賛成いたします。
もう1件です。本日、現地視察、請願者の方からの説明、そして、質疑を交わした上で審議をいたしました。
この交差点の位置は、
狛田駅東地区の
開発事業が完了し、
アクセス道路となる
僧坊前川線により、
府道八幡木津線と接することで、これから西側で開発される
学研狛田地区の開発に伴う下狛・
狛田駅西広場の整備に直結することになります。駅西広場のエリアと一体となるこの交差点は、その位置関係が複雑さを有する上で、多くの歩行者の安全と車両の円滑な通行を確保するためには、今回、提案されている
歩車分離信号機の設置と
歩行者道拡幅整備が実現されることは不可欠であると認識します。また、地域の皆様の1,962名の署名が寄せられています。この強い要望の声を受け止めることも大切です。よって、この請願に賛成させていただきます。
以上が審査結果でありますが、少し審査内容の報告をいたします。まず、参考人として、
狛田自治連合会会長の浅田清隆様、
僧坊自治会まちづくり推進協議会長、藤田清様、
紹介議員として、
岡本議員に来ていただきました。参考人、
紹介議員に請願者の補足説明を求め、その後請願者や
紹介議員への質疑を行いました。
主な質疑です。質疑として、山手幹線ができて、交差点また南北の交通量は少なくなったのではないか。答弁として、きちんとした調査は行っていないが少しは減ったと思われる、しかし、前から朝夕の交通量が多く通学などの歩行者の
安全確保は
地元住民の願いである。もう1点質疑です。
歩車分離の信号機が設置されると車が長時間待たされることや
農免道路からの車の流れができるのではという問いに対して、答弁として、裏道として
農免道路からの車の流入はあるかもしれないと。車の流れが変われば安全対策が必要と考えるが、その前に歩行者の
安全確保が大事であるという質疑がありました。質疑は以上ですが、委員のほうから、継続審議と趣旨採択との意見がありましたので、委員会に諮ったところ、賛成が少なく、そのまま採決することとなりました。
以上で報告を終わります。
○議長 ただいま
総務教育常任委員長から報告がありました。
これより
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決いたします。
それでは、質疑ございませんか。
質疑なしと認めます。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。(発言する者あり)
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。
次に、原案に賛成者の発言を許します。はい、塩井議員どうぞ。
○塩井 賛成の立場で討論をいたします。
旧
府道八幡木津線と
僧坊前川線の交差点への
歩車分離信号機の設置につきましては、約2,000名に及ぶ署名が物語っているように、
狛田地域住民皆様の熱い思いが伝わってまいります。通勤、通学、通園をする
地域住民の安全な横断と車両の安全な通行を確保するためには、
歩車分離信号機の設置が必要と考えることから、この請願に賛成いたします。
○議長 ほかに。はい、森田議員どうぞ。
○森田 賛成の立場で討論をいたします。
この交差点の位置は、
狛田東地域の
開発事業で事業が完了し、
アクセス道路となる
僧坊前川線により
府道八幡木津線と接することで、これから西側で開発される
学研狛田地区の開発に伴う下狛・
狛田駅西広場の整備に直結することとなります。駅西広場のエリアと一体となるこの交差点を、この位置関係が複雑さを有するため多くの歩行者の安全と車両の円滑な運行を確保するためには、今回提案されている
歩車分離信号の設置と
歩行者拡幅整備の実現を強く求められている。その表れとして、地域の皆様から1,962名の署名が寄せられています。この強い要望の声を受け止めることも大変大事であると思っています。よって、この請願に賛成いたします。以上です。
○議長 ほかに。はい、松田議員どうぞ。
○松田 賛成の立場で討論をいたします。
先ほど
委員長報告にもございましたが、
委員会審議におきましては、現状と将来的な交通量の見通し、また
歩車分離信号のメリット、デメリットなどの問題点について問いました。この地点に信号設置が必要ではないかということは、
狛田駅東区画事業整理計画時から、
地元住民の方や、あるいは議会からも要望や意見として出されておりました。今回、請願として提出され、
地元住民の皆さんの願いとして十分に受け止め、さらに具体的な実現方法などを審議してきましたが、残念なことには本意を十分に伝えることができず、結果として反対扱いとなりました。委員会での審議結果とは異なりますが、住民の安全を願う願意は妥当であります。その実現を求めて賛成するものでございます。以上。
○議長 ほかに。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案採択です。
委員長の報告のとおり採択することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第4、請願第3号 新たな信号機「
歩車分離信号機」の設置を求める請願書の件は採択することに決定しました。
○議長 日程第5、議案第60号 令和2年度精華町一般会計補正予算(第5号)について、日程第6、議案第61号 令和2年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第7、議案第62号 令和元年度精華町一般会計決算認定について、日程第8、議案第63号 令和元年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定について、日程第9、議案第64号 令和元年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定について、日程第10、議案第65号令和元年度精華町介護保険事業特別会計決算認定について、日程第11、議案第66号 令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定について、日程第12、議案第67号 令和元年度精華町水道事業特別会計決算認定について、日程第13、議案第68号 令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定の9件を議題とします。
本件につきましては、予算決算
常任委員会に審査を付託しました。
委員長の報告を求めます。内海予算決算常任委員長どうぞ。
○内海予算決算常任委員長 それでは、予算決算
常任委員会の審査報告をいたします。
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
予算決算
常任委員会
委員長 内 海 富久子
予算決算
常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。
記。事件の番号、件名、審査の結果の順に申し上げます。
議案第60号 令和2年度精華町一般会計補正予算(第5号)について、本件の概要は、新規事業2件を含む11事業で、歳入歳出総額7,388万2,000円の追加補正するものです。
質疑があり、主な3点の事業についてポイントとなる部分のみ申し上げます。
1点目、新規事業の子育て支援施設用
感染症対策について、マスクや消毒液以外にフェースシールドを備蓄する考えの問いに対して、今回はフェースシールドも含め適切に対応できるよう備蓄品を進めていくとの答弁でした。
2点目、GIGAスクール構想支援事業について、天井ぶら下げ型のブラウン管テレビを撤去に10年かかった理由はの問いに対して、危険という認識はあったので、今回予算が取れたので撤去することとなったの答弁でした。
3点目、新規事業計上の債務負担行為補正について、覚書は近鉄狛田駅の駅舎移転工事は全て町負担となっているのかの問いに対し、平成17年近鉄との協議の中で、駅舎の東側移転は本町の要望であるとの答弁でした。また、土地区画整理事業なので、町負担として覚書を双方了承したとの答弁でした。
次、もう1点です。近鉄側の全額地元負担への考えの動向はの問いに対して、答えとして、覚書に基づいて全額地元負担との考えで進んでいる、町としては北の玄関まちづくり整備の一環であることを大前提に、これまでも事業者側の責務部分についてはデリケートな交渉はしてきた。引き続き努力はしていくとの答弁でした。また、次の問いに対しまして、バリアフリー化を含め、近鉄側に負担を強く求めるべきであるとの問いに対し、現状は近鉄は自社計画を崩していないため、強硬な条件提示した場合は工事自体困難になる。町としての判断は住民への責務を早期に成就する観点から駅舎移転に伴い、トイレやバリアフリー化も含め一気に整備するための財源確保に全額を債務負担行為での予算化を決めたとの答弁でした。
もう1点、協定はいつ頃かの問いに対して、令和3年度中の完了を目指すため11月上旬に協定締結するとの答弁でした。また、委員会の中から動議があり、議案第60号 令和2年度精華町一般会計補正予算(第5号)についてに対する附帯決議案が提出され、採決の結果、否決しました。また、委員会で意見をするとの発言に対しても採決し、否決しました。
次に、委員会での討論があり、裏面でございます。
反対討論。債務負担行為以外の事業については、必要な事柄であり、賛成です。債務負担行為の狛田駅東特定土地区画整理事業については、東改札口の開設を含む東側駅舎整備とバリアフリーにつきましても、長らく住民の求めていたものであり、基本的には賛成ですが、お聞きすれば、近鉄の施設内の工事であるにもかかわらず、近鉄は一切費用を負担しないという信じられない事態です。交通バリアフリー法においては、1日平均利用者数が3,000人未満の駅についても、高齢者、障害者などの利用実態に鑑み、さらに市町村が定める重点整備地区において、重点的一体的に実施されることとしています。しかも、今検討中の交通バリアフリー法の中間報告では、バリアフリーの新たな目安として2,000人以上の駅とされています。これは
鉄道事業者の責務とされており、近鉄がこの責務に応じないことは許されません。住民の使いやすい駅への強い願いに応えるためにも、また、住民の貴重な税金を効果的に使うためにも、精華町と近鉄との応分の負担をすることが求められています。したがって、近鉄の費用負担についての明確な答弁がない限り、現時点では、この債務負担行為を含む補正予算に賛成するわけにはいかないことを申し上げて、本補正予算に反対します。
賛成討論はなしで、表面に戻って、審査の結果、原案は可決されました。
次に、議案第61号 令和2年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、裏面に討論があります。
委員会での討論。
反対討論。介護給付費準備基金積立金については、令和元年度保険者機能強化推進交付金474万1,000円を地域支援事業に充当し、その結果、余剰になった第1号保険料を介護給付費準備基金に積み立てるというものです。この保険者機能強化推進交付金は、2017年の介護保険法の改定に打ち出されたもので、地域支援事業を支援するためのものです。国が進める地域支援事業とは、公的責任を後退させ、介護を自助努力と互助・助け合いに変質させるものであり、その達成度により点数化して、それに応じた交付金を与えるという、言わば、あめとむちの仕組みです。本来介護は自助努力や互助・助け合いによっては難しいので、公的責任によって安心できる介護保障を目指すものです。この本質に逆行し、介護制度縮小、自助・努力、互助化を競わせる、あめとむちの仕組みである保険者機能強化推進交付金は受けるべきではないので、こうした介護給付費準備基金積立金を含む本補正予算には反対します。
賛成討論なし。
表に戻っていただいて、審査の結果、原案可決されました。
次に、議案第62号 令和元年度精華町一般会計決算認定については、めくっていただいて、2枚目に、委員会として13項目意見ありました。
1、精華町重大事件等調査委員会からの改善内容について、特に業務執行上の課題に対しては早急に対応を図られたい。2、職員のコンプライアンス研修については、全職員に浸透できるよう継続的に実施し職員の意識高揚に努められたい。3、集会所建て替えの自治会負担については、歴史的処理を含めて、人口、財政面から総合的に整理し、住民から不公平感を持たれないように、分かりやすい明確な基準を図られたい。4、経年劣化の消防車両の更新を計画的に実施するための財源確保に努められたい。5、歴史資料の展示会やデジタルミュージアムについては、学校関係等と連携し、さらなる積極的な活用に努められたい。6、放課後児童クラブについては、
子供たちの
安全確保のため、早期に学校敷地内で運営ができるよう努められたい。7、シルバー人材センター会員の増加や雇用対策にICTやデジタル面等の新たな職種拡大も含め運営へのさらなる支援に努められたい。8、ごみのポイ捨て防止対策に、定点観測場所を増やすなど、啓発活動を含め有効な手段を図られたい。9、地方創生戦略の5年間の取組に対し、PDCAサイクルによる十分な評価を行い、魅力のある情報発信の工夫に努められたい。10、農産物育成・販売促進事業については、担い手・後継者の育成や荒廃地対策・優良農地保全に努め、また、米や農産物の生産体制の支援を図り、地産地消や生産農家のさらなる活性に努められたい。11、イノシシの被害が増加傾向にあり、住宅地にも出現している。人的被害や事故防止に捕獲等の有効な対策を図られたい。12、コンサルタントの委託業務、物品、役務については、今後対象範囲を拡大など、適正な入札執行に努められたい。また、予定価格の事後公表については本格的な実施に努められたい。13、祝園駅中地区駅周辺再開発整備は、本町の玄関口としての重要な場所である。地権者と本町のまちづくりについて、協議を積極的に進められたい。
委員会での討論として、
反対討論。
本会計については、予算審議の折には、扶助費の削減がないことなどは評価しつつも、北陸新幹線推進の姿勢や、前町長が唐突に表明した馬原地区の学研開発など大型事業に前のめりな姿勢、実質上、同和事業とも言える予算計上がされている、農業施策が希薄などを理由に反対しました。
4日間の決算審議の中で、前述した大型事業への財政負担が示されていない中でも、関連団体に参加し、期待の姿勢を示していることや、実質、同和事業に関わっては、同和地区産業振興融資制度が制度として残っていることなどを指摘しました。また、農業政策については、努力はあるものの十分に施策展開がされていないなど課題があります。とりわけ、また昨年はあってはならない入札談合の事件も発生し、大きく住民の信頼が揺らぐ事態となりました。改善策が講じられているとはいえ、第三者委員会から求められている課題整理には至っていません。よって、本決算には反対です。
賛成討論として、本町の財政は厳しい状況にありますが、これまでの積極的な企業誘致の取組などが実を結び、
地方自治体の
一般財源の標準的な規模を表す標準財政規模は82億7,000万円と、前年度と比べて0.2%と僅かながらではありますが増加しております。一方、歳出面においては、「命と希望を未来につなぐ」と題して編成された予算を、杉浦町政が引き継がれ、より一層の選択と集中を図る中で、各種住民サービスの水準を堅持しつつ、安全・安心なまちづくりに向けて、国や府など財源確保にも取り組まれました。こうした取組により、北の玄関口整備として進めてきた狛田駅東特定土地区画整備事業が完了したほか、祝園西一丁目地区や滝ノ鼻地区における排水路整備、地域福祉センターかしのき苑の長寿命化、また、教育環境充実に向けた学校施設長寿命化計画策定など、未来に向けた道筋を着実に進められたことは、大いに評価できるものであります。また、収入面においては、
固定資産税などの増収により、自主財源の主軸である町税収入について、過去最高となる約59億円となり、経常収益比率は依然として高い水準にあるもの、97.0%と前年度より1.9ポイント良化し、一定改善を図ることができました。
以上のように、規律ある財政運営とまちの活性化を目指した積極的な取組を評価し、令和元年度一般会計決算認定に賛成いたします。
表に戻っていただいて、審査の結果、原案認定されました。
次に、議案第63号 令和元年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定については、3枚目に委員会での討論があります。
反対討論。国保制度は、高齢者や低所得者が多いという構造的な問題があり、保険給付に見合う財源の確保が困難な状況が続くのは当然のことだ。しかるに、本町はこのような事態への対処として、①京都府の示す標準税率への引上げ誘導に対して明確に反対の態度を示していないこと。②払いたくても払えない住民に対して、短期証や資格証明書を発行し、全額払わなければ医療を受けられない状況にしている。しかも、徴収事務は税機構に一任し、町自らその人たちの痛みに寄り添っていないこと。③応能割と応益割の負担割合で、応能割合を増やして応益割合を減らすという工夫で低所得者の負担を軽減すべきなのに、その意向がないこと。④低所得者の多い国保会計に対して、一般会計からの政策的繰入れをする意志がないことなどの理由で、本特別会計の決算に反対する。
賛成討論なし。
表に戻っていただいて、審査の結果、原案認定されました。
次に、議案第64号 令和元年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定について、これについては、主な質疑がございまして、ポイントといたしまして、決算附属書に記載の短期証の交付の発行時の対応についての質問に対して、答弁として、現在短期証の対象者はゼロです。対応時は生活に応じて納付計画を作成し、困難であれば計画を変えて柔軟に対応をしているとの答弁でございました。
委員会での討論があります。3枚目を見ていただいて、
反対討論。団塊の
世代の後期高齢者医療への移行に伴い、また、2年に1回の値上げによって、後期高齢者の負担は増えている。保険料負担が重過ぎるという声が広がっています。しかも、本町では納付意思の希薄な者に対して短期証を交付するという事例を報告されています。年金生活が多い後期高齢者の暮らしを守る立場から、本決算に反対します。
賛成討論なし。
また、表に戻っていただきまして、審査の結果、原案認定されました。
次に、議案第65号 令和元年度精華町介護保険事業特別会計決算認定について、主な質疑として、制度改正による地域支援事業の成果の問いに対して、答弁は、地元で活用しやすい事業になり、財政面で軽減できたとの答弁でした。
委員会での討論があります。一番最後のページの裏面です。
反対討論はなし。
賛成討論として、介護予防・日常生活支援総合事業が開始し、介護予防サービスが地域支援事業に移行したことに伴い、多様なサービスの創出や支援が登場した。もちろん高齢者の介護予防と保健事業の一体化や、住民主体の活動展開と支え合いの地域づくりに携わっている方々のご努力を評価し、現時点では、本特別会計に賛成するが、公的責任が後退し、自助努力と互助・助け合いのみに傾倒していく今後の国の介護行政には厳しい姿勢で臨むという決意を表明した上で、本特別会計決算への
賛成討論とする。
一番表面に戻っていただいて、審査の結果、原案認定されました。
次、議案第66号 令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定について、審査の結果、原案認定されました。
次、裏面にあります、議案第67号 令和元年度精華町水道事業特別会計決算認定について、審査の結果、原案認定されました。
議案第68号 令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定について、委員会での討論があります。一番最後のページです。
反対討論。前年度は、本特別会計の公営企業法の適用に伴い、一般会計の交付税措置の対象とならない基準外繰入、一般会計からの赤字繰入れを減少させるために、下水道使用料改定を行い、平均で32%値上げされた。値上げ幅が大きく、住民への十分な説明がされていないことなどから、住民の不満が大きいのが実態である。水道審議会では1.7倍の値上げは目標とされており、さらなる負担が心配される。こうした事態の中で、下水道会計を改善させることこそ重要であり、本決算に反対する。
賛成討論はなし。
1ページの裏に戻っていただいて、審査の結果、原案認定されました。
以上、報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長 ここで11時10分まで休憩いたします。
(時に10時58分)
○議長 再開します。
(時に11時10分)
○議長 休憩前に、予算決算常任委員長から報告がありましたので、これより各議案の
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決いたします。
それでは、日程第5、議案第60号について質疑ございませんか。
なければ、質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
まず、原案に反対者の発言を許します。はい、佐々木議員どうぞ。
○佐々木 原案に反対の討論をさせていただきます。
この問題、若干整理しながら討論させていただきます。委員会もあったように、債務負担行為以外の議論については、特に異論があるわけではありません。また、狛田駅東特定土地区画整理事業に伴う東側駅舎に関しては、それも同意をしてるわけであります。ここまでは、いわゆる事業に伴う原因者負担といいますか、町が原因者ですから、それに伴う負担としては問題ないと思っています。また別件として、トイレの改修など、バリアフリー化についても、これも当然必要なことだと認識はしています。ただ問題は、区画整理事業の対象ではない事業については、本来
鉄道事業者、いわゆる今回の場合は近鉄さんの施設内を触るわけですから、そこが主体となって実施すべき部分であるわけですが、そこに今回は近鉄さんが負担を拒否されてるということから、精華町民の血税を全額充当するということで、結果的に近鉄が1円も負担しないということが明確になったわけであります。
この間の審議でも、平成17年に締結されたとする、これは公表されてないんで、あれですけども、覚書というものがあるというふうになってますけども、そこでも言いますように、区画整理事業に伴う範囲の町負担というのは確認されてるとはお聞きをしてますが、それ以外については明確な規定がないというふうに推測ができるわけであります。付加部分について町が全額負担をし、できればそれを私企業である近鉄に、いわゆる寄附をすると、要するに財産を移譲するというふうなことになるわけでありまして、近鉄の応分の費用負担が約束されないという状況の下、これは賛成できないということを指摘し、
反対討論といたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。はい、安宅議員どうぞ。
○安宅 賛成の立場で討論をいたします。
議案第60号では、11の事業経費の補正計上が行われています。全てが大切かつ重要だと認識をしております。特に次の3点につきましては早急に、また適切な行政対応を望みます。
まず1件目ですが、子育て支援施設等
感染症対策事業です。
新型コロナウイルス感染症が終息していない中、保育所、放課後児童クラブへの
感染症対策衛生用品や備品の購入及び民間子育て施設補助は、子供の命を守る視点から一刻も早い対応が望まれます。
2件目ですが、GIGAスクール構想支援事業であります。大型提示装置購入やネットワークの構築等による教育のクオリティー向上は不可欠であり、多くの小・中学校に残る天井ぶら下げ型のブラウン管テレビの撤去は、大きな地震があれば落下の危惧もあり、最優先させ早急に撤去すべき工事であります。
最後に、3件目は狛田駅東特定土地区画整理事業、狛田駅舎負担金のことであります。狛田駅東特定土地区画整理事業に関わる狛田駅東側駅舎新設、スロープによるバリアフリー化、そしてトイレの新設は、狛田駅利用者である
地域住民の長い間の願いであり、要望でもあります。そして、本町北の玄関口としての駅整備の観点から、全て必要不可欠の事業と認識をしております。一日も早く工事が進捗し、工事が完了することが期待されております。なお、行政におかれましては、事業費の負担については相手方である近鉄サイドとの間で、今後ともしっかりと対応いただくことを求めておきたいと思います。
以上の理由から賛成といたします。
○議長 ほかに。
なければ、これで討論は終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第5、議案第60号 令和2年度精華町一般会計補正予算(第5号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第6、議案第61号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。はい、柚木議員どうぞ。
○柚木 61号の補正予算への
反対討論をします。
介護給付費についてです。この議案は、令和元年度に交付された保険者機能推進交付金として474万円ですが、介護給付準備金に積み立てるというものです。保険者機能推進給付金は、2017年につくられたもので、分かりやすく言いますと、要介護者の数を抑制してサービスを減らし、どれだけ給付費を減らせたか、国が自治体に給付費抑制目標を持たせ、その取組の進み方を実績評価して自治体にインセンティブとして交付金を渡すというものです。この交付金の額は国の予算全体で2019年までは200億円でしたが、2020年には一気に400億円にも倍増されました。自治体に成果を競わせるということです。介護保険の本来目的に著しく逆行し、介護制度縮小、自助、共助、努力を競わせるためのこの仕組みを含んでおります本補正予算には反対し、
反対討論といたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第6、議案第61号 令和2年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第7、議案第62号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
まず、原案に反対者の発言を許します。はい、柚木議員どうぞ。
○柚木 本会計決算認定に反対の立場で討論をします。
本会計の予算時には反対をしています。扶助費の削減がないことは評価しましたが、前町長が突然表明された馬原地区の学研開発など、大型事業に前のめりである姿勢、実質的には同和事業とも言える予算計上がされているということ、農業政策が希薄であるということなどを理由としました。今回、4日間の決算審議の中で、大型事業については財政負担は示されていないまでも、附帯として残っているということが分かりました。同和問題については、同和地区産業振興融資制度が実行はされてないまでも、制度として残されていることもはっきりしました。また、農業政策については努力はあるものの十分に施策展開がなされていないなど課題があります。とりわけ、あってはならない入札談合の事件が発生し、住民の信頼が大きく揺らぐ事態となりました。その後、改善策が講じられておりますが、第三者委員会から求められている課題整理にはまだ至っておりません。よって、本決算認定に反対をいたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。はい、奥野議員どうぞ。
○奥野 賛成の立場で討論いたします。
本町の財政は厳しい状況にありますが、これまでの積極的な企業誘致の取組などが実を結び、収入面において町税収入は過去最高となる約59億円となり、
一般財源の標準的な規模を示す標準財政規模は82億7,000万円と、僅かではありますが増加し、経常収支比率は依然として高い水準にあるものの一定改善を図ることができました。一方、歳出面においては、「命と希望を未来につなぐ」と題して編成された予算を杉浦町長が引き継がれ、各種住民サービスの水準を堅持しつつ、安全・安心なまちづくりに向けて、国や府などの財源確保に取り組まれ、狛田駅東特定土地区画整理事業が完了したほか、祝園西一丁目地区や滝ノ鼻地区における排水路整備、地域福祉センターかしのき苑の長寿命化、また学校施設長寿命化計画策定など、未来に向けた道筋を着実に進められたことは大いに評価できるものであります。
以上のように、規律ある財政運営とまちの活性化を目指した積極的な取組を評価し、令和元年度一般会計決算認定に賛成いたします。
○議長 ほかに。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第7、議案第62号 令和元年度精華町一般会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第8、議案第63号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
まず、原案に反対者の発言を許します。佐々木議員どうぞ。
○佐々木 では、反対の討論をいたします。
委員会でもあったように、国保制度というのは高齢者や低所得者層が多いという構造的な問題が指摘をされてるわけでありますが、である以上、いわゆる所得割というのはなかなか確保できない……。
○議長 佐々木議員、マイク上げてください。マイク。
○佐々木 マイク、はい。所得割というのはなかなか確保はできないというのは状況にあるわけであります。にもかかわらず、本町の姿勢としては、京都府や広域連合の引上げ誘導に対して明確に反対の態度を示していないということだとか、また、払いたくても払えない住民に対して、短期証や資格証の発行をし、結果的に受診抑制が発生していると、また、税の負担原則である応能負担割合のシフトに取り組まれてないという話、そしてまた低所得者層など多い国保会計に対して一般会計からの政策的な繰入れ、要するに社会的な公平性を確保しようとしていないという状況がありますので、こういう理由で、本会計の決算認定については反対をいたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第8、議案第63号 令和元年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第9、議案第64号について質疑ございませんか。はい、佐々木議員どうぞ。
○佐々木 1点確認をさせてもらいます。先ほどあった
委員長報告であるとか、また決算審査の際の、いわゆる副委員長メモによると、この後期高齢者の医療に関しては、短期証の発行はないという答弁がされているというふうにお聞きをしますけども、しかも数年間は発行していないというような委員会でのやり取りがあったというふうにお聞きをしてますけども、それは、まず事実でしょうか。
○議長 はい、答弁求めます。内海委員長どうぞ。
○内海予算決算常任委員長 テープでも確認しておりますので、そのとおりです。
○議長 はい、佐々木議員どうぞ。
○佐々木 であるなら、附属資料579ページには、短期証を発行、交付し、対面により直接本人に働きかける機会を確保し、納付の推進に努めたと、いわゆるやったという過去形の表現がされてるんです。これについて、どうするかっていう措置がいると思うんですよ。要するに公式で出された文書の中に、交付して、機会の促進に努めたと言い切ってるわけですから、これの附属資料の訂正等についての措置はあったんでしょうか。
○議長 はい、内海委員長どうぞ。
○内海予算決算常任委員長 その辺の整合性は、私自身お答えすることはできません。
○議長 はい、佐々木議員どうぞ。
○佐々木 委員長に聞いても分からないと思うんですけど、しかしこれ行政側に聞くわけにはいかないけども、答弁と議会の審議資料の矛盾っていうのは放置できないですよね。それをこっちが残ってしまうんだから、また、本会議の今の会議録も残りますけども、見る人が見たら矛盾が起こるわけですよ。ですから、ちょっとこれはもう求めておきますけど、行政側にもし答弁と関連資料にそごが起こるようなことがあるんだったら、それは適切な対応をしていただきたいことを望んでおきたいと思います。以上です。
○議長 ほかに。
なければ、質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。はい、柚木議員どうぞ。
○柚木 後期高齢者会計決算認定に対する
反対討論を行います。
高齢者の受け取る年金は年々目減りして、暮らしは大変厳しいものとなっています。そこに2年ごとに繰り返される保険料値上げによって、高齢者の負担はさらに増大し、もはや耐えられないという声が聞かれます。短期証は、今ありましたように発行はされていませんが別の問題があります。高齢者は家族の保険から切り離されて独立させられているのに、窓口負担は本来1割負担の人も家族に課税所得が145万以上の高齢者がいれば、もともと窓口負担1割だったその高齢者が3割負担にもなるという筋の通らない仕組みが持ち込まれております。そして、制度は都道府県単位で広域化され、高齢者の声は届きにくくなっています。矛盾が多く、高齢者の暮らしと健康を守れない制度となっている後期高齢者医療会計決算認定に反対し、
反対討論といたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第9、議案第64号 令和元年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第10、議案第65号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。
次に、原案に賛成者の発言を許します。柚木議員どうぞ。
○柚木
賛成討論です。
介護予防・日常生活支援総合事業が開始して3年たちました。多様なサービスの創出が登場しております。住民主体のサービスと支え合いの地域づくりに携わっている方のご努力を評価しております。しかし、不安もあります。総合事業に移行した後の介護費用の変化を見てみますと、2016年の制度導入以前と3年後の2019年では、2,700万円もの引下げがあります。必要なサービスがこれで保障できているのか疑問です。国の行政の方向も自助、共助、公助などと個人責任に傾斜してきております。厳しい情勢の中ではありますが、高齢者の暮らしと尊厳、健康を守るため、町のさらなる努力を求めます。意見をつけまして、決算認定の
賛成討論といたします。
○議長 ほかに討論ありますか。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第10、議案第65号 令和元年度精華町介護保険事業特別会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第11、議案第66号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第11、議案第66号 令和元年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第12、議案第67号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
異議なしと認め、お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第12、議案第67号 令和元年度精華町水道事業特別会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
日程第13、議案第68号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。(発言する者あり)
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。はい、佐々木議員どうぞ。
○佐々木 原案に反対の討論をいたします。
昨年度については、本特別会計の問題については、下水道料金の改定が行われた年度になるわけです。平均で約32%の値上げがされました。これについては、値上げ幅がかなり大きく、住民への十分な説明もないままで、不満が多く渦巻いている状況であります。また、この値上げのきっかけとなった水道審議会では1.7倍もの値上げが、いわゆる必要だというふうな提言がされてますが、そういった意味からは、昨年の3割に対してさらに値上げがされるんじゃないかという懸念があるわけであります。こういう状況によって、住民負担の増加を避けながら、さらなる財務改善を進める必要がありますが、その点を、やっぱり自己努力をさらに強めることがあるということを、それがなかなか不足をしてるということを指摘しまして、本会計には反対いたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。
これで討論終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第13、議案第68号 令和元年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定についての件は、委員長の報告のとおり認定されました。
○議長 日程第14、議案第73号 精華町立小中学校情報教育備品の取得についての件を議題とします。
本件につきましては、
総務教育常任委員会に審査を付託いたしました。
本件に対する委員長の報告を求めます。
青木総務教育常任委員長どうぞ。
○
青木総務教育常任委員長 報告いたします。
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
総務教育常任委員会
委員長 青 木 敏
総務教育常任委員会審査報告書
本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告いたします。
事件の番号、件名、審査の結果の順に報告をいたします。
議案第73号 精華町立小中学校情報教育備品の取得について。これは町内の小・中学校に大型提示装置、いわゆるディスプレー130台と既存装置用の画像転送装置47台の教育備品を取得するものです。
質疑がございました。台のストッパーの地震対応や使用時の子供の安全対策は。答弁として、規格内の装置を使用しています。また授業で使用するときには、先生が必ずいるとのことでした。
討論はありませんでした。審査の結果、原案可決です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長 ただいま
総務教育常任委員長から報告がありました。
これより
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決いたします。
質疑ございませんか。はい、佐々木議員どうぞ。
○佐々木 1点お伺いします。これ本会議でも質疑があったわけで、その点について、どんな委員会の議論があったかという部分確認させてもらいます。いわゆる従来は、先ほども議論があったように、天井からつるした型の設置をしてたものを、今度はスタンドで、要するに床の上に乗せると、スタンドに乗せるというほうに替わるわけで、以前に比べて、
子供たち、またはほかのものとの接触リスクが高まるわけですよね。しかもスマホなんかもそうですけども、いわゆる当たったら壊れやすい材質が使われてるようなディスプレーであることが想定ができます。審議の中身を若干お聞きしてると、これに対する、要するに保全措置を取る気はないという答弁があったようです。その金額をお聞きしてもさほど単価は高くないようなものであるにもかかわらず、その措置を取らないというような議論があったと思いますが、それが仮にそうなれば、壊れた瞬間にその教室の教育実践が止まってしまうわけですね、それを使った授業が止まってしまうわけです。しかも1日、2日で修理ができるようなもんでは多分ないでしょう。ですから、そういった点で、いわゆる
子供たちの学ぶチャンスを逃さないっていうか、妨害しないという意味合いから、これに関しての議論をちょっとお聞きしたいんです。例えば予備費があるのかないのか、もしくは保険がかかってるのか、かかってないのか、一体どのぐらいの保証期間があるのか等について、いわゆる学校での教育実践を止めないという観点から、どういうような保全措置といいますか、担保がされているのか、その点についてお聞きをしたいと思います。
○議長 はい、青木委員長どうぞ。
○
青木総務教育常任委員長 本議会では、今、佐々木議員が言われたような質問があったことは承知してますが、委員会のほうでは、先ほど言いましたものと、それからあと、今ちょっとおっしゃった画面のフィルターについてのことも、ちょっとだけ質疑としてはあったんですが、これは通常の使用にどれだけ危険があるか現状では分からないという答弁があったということだけで、それ以外のことは先ほど質疑のときに答えたことだけです。以上です。
○議長 ほかに。
なければ、質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
異議なしと認め、お諮りします。
本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第14、議案第73号 精華町立小中学校情報教育備品の取得についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第15、議案第69号 精華町手数料条例一部改正について、日程第16、議案第70号 精華町国民健康保険税条例一部改正について、日程第17、議案第71号 精華町介護保険条例一部改正について、日程第18、議案第72号 ごみ収集車の取得についての4件を議題とします。
本件につきましては、民生環境
常任委員会に審査を付託しました。
本件に対する委員長の報告を求めます。岡本民生環境常任委員長どうぞ。
○岡本民生環境常任委員長 それでは、報告をいたします。
令和2年9月30日
精華町議会
議長 三 原 和 久 様
民生環境
常任委員会
委員長 岡 本 篤
民生環境
常任委員会審査報告書
本委員会に付託されました事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第80条の規定により報告いたします。
事件の番号、件名、審査の結果の順で報告いたします。
議案第69号 精華町手数料条例一部改正について。本件は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用などに関する法律の一部改正に伴い、通知カードの再交付に係る手数料を廃止するものでございます。
主な質疑といたしましては、1つ目は、通知カードの再交付に係る手数料の部分を削除することは、通知カードをもう再発行しないということかという質問に対しまして、そのとおりですということでございます。
2つ目は、マイナンバー記載の住民票は対外的な証明に使えるのかという質問に対しまして、使えますと、提出先にもよりますが、一般的には発行日から3か月間有効であるという答弁でございました。
裏面を見ていただきまして、
反対討論がございました。
反対討論は、オンライン上様々な分野で情報流出や悪用事件が発生している。マイナンバーカードからの流出はないとのことだが、情報を管理している側での悪用までチェックできていないと、類似の懸念があり得る。また、マイナンバーカード制度を好意的に受け止めていない住民にとって、通知カードの段階でとどまっておくことが防御策である。また、マイナンバーつきの住民票では証明力には期限がある、そうなるとマイナンバーカードを作らないといけなくなり、住民に不便をかけることになる。制度廃止でその唯一の防御策が奪われてしまうことになる。
以上の理由で反対しますということでございます。
賛成討論はございませんでした。
戻っていただきまして、審査の結果、原案可決でございます。
次に、議案第70号 精華町国民健康保険税条例一部改正について。本件は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた納税義務者に係る国民健康保険税の減免申請期限の特例を設けるものでございます。
主な質疑は特にはございませんでした。
審査の結果、原案可決でございます。
次に、議案第71号 精華町介護保険条例一部改正について。本件につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた第1号被保険者に係る保険料の減免申請期限の特例を設けるものでございます。
質疑はございませんでした。
審査の結果、原案可決です。
次に、議案第72号 ごみ収集車の取得について。本件は、購入後16年が経過し、走行距離も28万キロメートルを超過しており、老朽化による故障などが懸念されることから、住民生活に欠くことができないごみ収集業務を円滑に行うために更新を行うものであります。
主な質疑は特にございませんでした。
審査の結果、原案可決でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長 ただいま民生環境常任委員長から報告がありました。
これより
委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決いたします。
それでは、日程第15、議案第69号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
これより討論を行います。
まず、原案に反対者の発言を許します。坪井議員どうぞ。
○坪井 18番坪井でございます。原案に反対の立場で討論をさせていただきます。
オンライン上に様々な分野で情報流出や悪用事件が発生している中で、マイナンバーカード制度に不安を覚える国民にとって、通知カードの段階にとどまっておくことが唯一の防護策でありますが、通知カードの廃止で、その防護策が奪われてしまいますので、本条例一部改正に反対いたします。
○議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。
これで討論を終わります。
お諮りします。本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(起立多数)
○議長 起立多数です。よって、日程第15、議案第69号 精華町手数料条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第16、議案第70号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
異議なしと認め、お諮りします。
本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第16、議案第70号 精華町国民健康保険税条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第17、議案第71号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
異議なしと認め、お諮りします。
本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第17、議案第71号 精華町介護保険条例一部改正についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
日程第18、議案第72号について質疑ございませんか。
質疑終わります。
討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。
異議なしと認め、お諮りします。
本件について、委員長の報告は原案可決です。
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
(
起立全員)
○議長
起立全員です。よって、日程第18、議案第72号 ごみ収集車の取得についての件は、委員長の報告のとおり可決されました。
○議長 日程第19、諸般の報告に入ります。
報告は合計6件でございます。内訳として、委員会研修報告が1件、会派研修報告が1件、会派要望活動報告が1件、休会中、委員会報告が2件、組合等議会報告が1件提出されましたので、お手元に配付しました。
以上で諸般の報告を終わります。
○議長 日程第20、行政報告に入ります。
行政から報告の申入れがありますので、これを受けたいと思います。はい、町長どうぞ。
○町長 議員の皆様には大変お疲れのところ、貴重なお時間を拝借し、誠に申し訳ございません。
本定例会9月会議において提案をさせていただきました21件の議案につきまして、慎重なるご審議をいただき、全ての議案につきまして、同意、可決、認定を賜りました。誠にありがとうございました。
この機会をいただきまして、行政からの報告を申し上げます。
番号1番の資料をご覧ください。まず、精華町自治功労者表彰についてでございます。本年度におきまして、精華町自治功労者表彰規程に基づき、表彰の手続を進めているところでございまして、今年は5名の方々の表彰を予定しております。まず、
精華町議会議員として、11年間の永きにわたり、地方自治の発展にご尽力いただいております、山本清悟様、森田喜久様、森元茂様、宮崎睦子様でございます。また、15年間の永きにわたり、精華町選挙管理委員会委員として、地方行政の発展にご尽力いただいております、福味由利子様でございます。来る10月5日に表彰式を予定しておりまして、5名の方々に心よりお祝いを申し上げますとともに、今日までのご労苦に対しまして、改めて敬意と感謝を申し上げます。
次に、この間、精華町に関係いたします内容で、名誉ある表彰の受賞がございましたので、この場をお借りいたしまして報告申し上げます。
番号2番の資料をご覧ください。令和2年度京都府社会福祉大会におきまして、精華町からお一人の方と12団体の皆さんが、京都府知事表彰を受賞されました。まず、社会福祉の発展に大きく貢献されてこられた功績が認められました、田中智美様が社会福祉事業特別功労者表彰を、次に、長年にわたり、地域の高齢者の居場所づくりなどの支援を行ってこられた功績が認められました、きたいないきいきサロン様、光台5丁目いきいきサロン様、谷いきいきサロン様、菱田ふれあいサロン様、植田友遊サロン様、桜が丘2丁目いきいきくらぶ様、南稲いきいきサロン様、滝ノ鼻ひまわりサロン様、北ノ堂ふれあいサロン様、柘榴いきいきサロン様、僧坊ふれあいサロン様、桜が丘3丁目いきいきサロンチェリークラブ様、以上の12団体がボランティア功労者表彰を受賞されました。今回、栄誉ある表彰を受賞されました皆様方に、心からお祝い申し上げますとともに、改めて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
次に、物件の寄附についてでございます。
番号3番の資料をご覧ください。前町長の木村要様より、時計台の寄附の申込みがあり、承諾をいたしました。なお、設置場所につきましては、資料のイメージ写真のとおり、役場庁舎敷地内の南東側入り口付近でございまして、10月末に設置される予定でございます。
私からの報告は以上でございますが、引き続き副町長から報告を申し上げます。
以上貴重なお時間を拝借いたしまして、ありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
○議長 はい、副町長どうぞ。
○副町長 引き続きまして、行政から数点、報告を申し上げます。
まず1点目は、資料番号4の平城・相楽ニュータウンパワーアップビジョン策定に係る住民アンケート調査の実施についてでございます。
平城・相楽ニュータウンが、令和4年度にまちびらき50周年を迎えるに当たり、この地区の将来のまちづくりビジョンを検討するため、本町を含む平城・相楽ニュータウン構成自治体や都市再生機構などの関係機関で構成をいたしております平城・相楽ニュータウンパワーアップビジョン検討会議が、桜が丘地区を含む対象地域の住民に対し、アンケート調査を実施することとなりました。
次に、2点目は、資料番号5のラストワンマイルモビリティ実証実験の実施についてでございます。
NTT西日本株式会社が光台地区を実施エリアといたしまして、バス停から自宅など、あと一歩のところを意味するラストワンマイルに関する実証事業を11月から実施することとなりました。今回は、自宅付近から商業施設前までの間を事前予約によりまして、車両で送迎をする実証実験でございます。
次に、3点目は、資料番号6の宅配ボックスサービス実証実験の実施についてでございます。
精華台地区において、関西電力株式会社が電柱や集会所などに宅配ボックスを設置することで、住民の誰もが不在時の受け取りに利用できるサービスとしての実証実験を10月から来年1月末までを目途に実施されることとなりました。
次に、4点目は、資料番号7の精華町平和祭典2020の開催についてでございます。
今年度は、町ホームページに特設ページを開設するなど、新しい生活様式に配慮した方法で実施することになりました。
次に、5点目は、資料番号8の集団がん検診の再開についてでございます。
新型コロナウイルス感染症拡大のため、延期をしておりました集団がん検診について、11月2日から順次再開することとなりました。
次は、資料番号9のフレイル予防のための啓発動画の配信と啓発用DVD配布についてでございます。
コロナ禍の影響で外出機会の減少による高齢者の体力、筋力の低下、いわゆるフレイルを予防するための動画を作成いたしまして、DVDの配布や町ホームページ、地元ケーブルテレビで放送するなど、啓発活動を行うこととなりました。
次に、資料番号10の精華町食品ロス削減キャンペーンの実施についてでございます。
食品ロス削減の取組として、10月から11月末までのキャンペーン期間中には、のぼり旗や掲示物での啓発をはじめ、冷蔵庫整理写真の募集、またフードドライブなど実施予定でございます。
次に、資料番号11の救急安心センターきょうと#7119の運用開始についてでございます。
急な病気やけがなど、救急車を呼ぶか自分で病院を受診するか判断に迷ったとき、看護師などの専門家から電話で24時間365日アドバイスを受けることができる相談窓口として、京都府が救急安心センターきょうと#7119の運用を10月1日から開始をされます。
最後に、資料番号12のNET119緊急通報システムの運用開始についてでございます。
音声による119番通報が困難な方が、スマートフォンや携帯電話のウェブ機能を利用して簡単な操作で素早く119番通報が行われるよう、本町でNET119緊急通報システムの運用を10月1日から開始をいたします。
以上貴重な時間を拝借いたしまして、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いを申し上げます。
○議長 これで行政報告は終わります。
以上をもちまして本日予定しておりました日程は全て終了しました。
ここで皆様にお諮りします。明日10月1日から11月30日までの間を休会としたいと思います。これにご異議ございませんか。
(異議なしの声)
○議長 異議なしと認め、よって、明日10月1日から11月30日までの61日間を休会とすることに決定いたしました。
以上9月会議は、9月3日から30日までの28日間の会議期間の中、本日をもって全議案を議了し、休会の運びとなりました。
何かと忙しい会議でありましたが、慎重なるご審議を賜り、ここで厚くお礼申し上げます。
さて、明日から10月に入ります。少し前と比べましても日の入りがかなり早くなってまいりました。特に朝晩は日ごとに寒さも増してきています。コロナ禍の中でありますが、体調管理には万全を期していただきますようお願いいたします。
また、議員皆様には議員活動にご精励いただき、また、議員各位の資質向上のため研さんされますようよろしくお願いいたします。
また、行政におかれましては、今会議期間中に、特に決算の審査を通じて開陳されました各議員の意見、要望事項など、町政執行に反映していただきますよう要望しておきます。
それでは、これをもちまして散会したいと思います。
大変ご苦労さまでした。
(時に12時06分)
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この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。
令和2年 月 日
精華町議会議長
署名議員
署名議員...